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English
特集 腎細胞癌診療の新しい展開
腎部分切除の適応と限界
Indication and limitation of partial nephrectomy for renal cell carcinoma
大園 誠一郎
1
,
藤岡 知昭
2
,
仙賀 裕
3
Seiichiro Ozono
1
,
Tomoaki Fujioka
2
,
Yutaka Senga
3
1浜松医科大学泌尿器科
2岩手医科大学泌尿器科
3茅ヶ崎市立病院泌尿器科
キーワード:
腎癌
,
腎部分切除術
,
腎癌診療ガイドライン
Keyword:
腎癌
,
腎部分切除術
,
腎癌診療ガイドライン
pp.287-289
発行日 2007年4月20日
Published Date 2007/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101023
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要旨 日本癌治療学会・平田班「がん診療ガイドラインの適用と評価に関する研究班」の小班である藤岡班で作成作業が進められてきた「腎癌診療ガイドライン」のなかで,腫瘍径4cm以下(T1a)の腎癌症例において,腎部分切除術が推奨されている。また,腎癌の部分切除術施行症例を集積したretrospective studyが腎癌研究会で行われ,症例数は国内で最大規模と思われるが,非常に良好な成績が得られた。小径腎癌に対する腎部分切除術の適応と限界を概説した。
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