Japanese
English
特集 停留精巣のすべて─小児から成人への架け橋
〈長期合併症〉
停留精巣術後不妊症のリスクとその治療─不妊症ハイリスク群の抽出とその治療方法
Management of patients with male infertility after orchidopexy
小川 総一郎
1
,
佐藤 雄一
1
,
小島 祥敬
1
Soichiro Ogawa
1
,
Yuichi Sato
1
,
Yoshiyuki Kojima
1
1福島県立医科大学医学部泌尿器科学講座
キーワード:
停留精巣
,
造精機能
,
妊孕性
Keyword:
停留精巣
,
造精機能
,
妊孕性
pp.822-825
発行日 2018年9月20日
Published Date 2018/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206387
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
▶ポイント
・精巣固定術を行っても造精機能,妊孕性が低下することがあるため,経過観察が重要である.
・至適年齢を超えての手術,両側例,無治療例,卵胞刺激ホルモン値の高値,精巣萎縮例は,不妊症ハイリスクと考えられる.
・術後に非閉塞性無精子症を来した場合,顕微鏡下精巣内精子採取術により精子回収の可能性がある.
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.