学会印象記
「第30回欧州泌尿器科学会会議」印象記
松下 良介
1
1鹿児島大学医学部泌尿器科
pp.690-691
発行日 2015年7月20日
Published Date 2015/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205417
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第30回欧州泌尿器科学会会議(30th Annual Congress of EAU)が2015年3月20〜24日の5日間,スペインのマドリードで開催されました。当教室の中川昌之教授に同行させていただき,鹿児島空港から伊丹空港,関西国際空港からローマを経由し,マドリードへ向かいました。私は今回が国際学会デビューで,また海外への渡航経験も少なく,かなり不安な旅程でしたが,中川教授のおかげでスムーズにマドリードまで到達することができました。
マドリードは人口約325万人で,ヨーロッパでは第5位の規模を誇る都市です。地下鉄が比較的発達している都市で,学会参加者には5日間の地下鉄フリーパスが配られたため,交通は非常に便利でした。しかし,スリや置き引きといった軽犯罪が非常に多い地域と言われており,かなり気構えていましたが,2020年の夏季オリンピック招致のため警察による取り締まりが強化されたおかげで,そういった犯罪はだいぶ減少したそうです(オリンピック招致は成功しませんでしたが…)。
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