Japanese
English
特集 前立腺癌の内分泌療法—気になる最新の動向
新規抗アンドロゲン剤—エンザルタミド
The efficacy of enzalutamide in castration resistant prostate cancer.
小坂 威雄
1
,
大家 基嗣
1
Takeo Kosaka
1
,
Mototsugu Oya
1
1慶應義塾大学医学部泌尿器科学教室
キーワード:
去勢抵抗性前立腺癌
,
エンザルタミド
,
アンドロゲン受容体
,
PREVAIL試験
,
AFFIRM試験
Keyword:
去勢抵抗性前立腺癌
,
エンザルタミド
,
アンドロゲン受容体
,
PREVAIL試験
,
AFFIRM試験
pp.386-392
発行日 2015年4月20日
Published Date 2015/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205327
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要旨 去勢抵抗性前立腺癌(castration resistant or recurrent prostate cancer:CRPC)に対する薬剤として,アンドロゲン-アンドロゲン受容体(Androgen-Androgen Rceptor:AR axis)系を標的とした新規薬剤がわが国においても使用が可能となった。アンドロゲン産生系であるCYP17A1を標的とした新規薬剤アビラテロンと,アンドロゲン受容体を標的とした薬剤エンザルタミド(イクスタンジ®)である。本稿では,ARや去勢抵抗性に関する概説とエンザルタミドに関する知見を私見を交えて概説する。
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