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特集 前立腺癌のバイオロジーと最新の治療―いま起こりつつあるパラダイムシフト
〈転移性ホルモン感受性前立腺癌(mHSPC)とオリゴ転移前立腺癌に対する治療〉
ARCHES/ENZAMET試験に基づいたエンザルタミドによる治療
The enzalutamide therapy for mHSPC based on ARCHES/ENZAMET trials
井口 太郎
1
,
加藤 実
2
,
山﨑 健史
2
,
玉田 聡
3
Taro Iguchi
1
,
Minoru Kato
2
,
Takeshi Yamasaki
2
,
Satoshi Tamada
3
1金沢医科大学泌尿器科学
2大阪市立大学大学院医学研究科泌尿器病態学
3ベルランド総合病院泌尿器科
キーワード:
転移性ホルモン感受性前立腺癌
,
mHSPC
,
エンザルタミド
Keyword:
転移性ホルモン感受性前立腺癌
,
mHSPC
,
エンザルタミド
pp.296-299
発行日 2021年4月20日
Published Date 2021/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207222
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▶ポイント
・転移性ホルモン感受性前立腺癌(mHSPC)に対するエンザルタミド治療で,画像上進行までの期間の延長や全生存率の改善が認められる.
・エンザルタミドによるmHSPCの安全性プロファイルは,去勢抵抗性前立腺癌治療の場合と同等である.
・すべてのmHSPC患者に新規ホルモン薬による治療が必要かどうかについては,議論が待たれる.
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