画像診断
診断に苦労した尿管腫瘍の1例
寺田 為義
1
,
永川 修
1
,
片山 喬
1
,
長谷川 真常
2
1富山医科薬科大学泌尿器科学教室
2長谷川病院泌尿器科
pp.823-825
発行日 1989年9月20日
Published Date 1989/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205073
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症例 59歳,女性。
主訴 左側腹部疝痛。
初診 1988年10月12日。
家族歴 特になし。
既往歴 49歳時,子宮筋腫摘出術。
現病歴 1988年10月10日,突然左側腹部疝痛発作が出現した。自然軽快したが10月12日長谷川病院を受診した。
現症 下腹部正中に子宮筋腫摘出術の手術痕あり。腎は触れず。腎部圧痛もなし。
検査所見 検尿沈渣にて赤血球10〜20/各視野を認める。他に血液一般,生化学には異常を認めず。
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