Japanese
English
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尿管腫瘍の1例
A CASE OF URETERAL NEOPLASM
大柳 裕
1
,
森 幸夫
1
,
今中 千秋
1
Hiroshi Oyanagi
1
,
Yukio Mori
1
,
Sensyu Imanaka
1
1三重県立大学医学部皮膚科泌尿器科
1Dept.of Dermato-urology, School of Medicine Mie Univ.
pp.1087-1089
発行日 1957年12月1日
Published Date 1957/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1491202117
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緒言
尿管に発生する腫瘍は比較的稀なもので,而も腎及び膀胱に於ける腫瘍と同様に悪性度に於いても劣るものではない。殊にその解剖学的位置よりみて尿の流通障碍による腎に対する影響は大なるものがある。
本邦に於いては高橋氏が1920年尿管乳嘴腫を報告,その後諸家に依り報告されているが,未だその数は少く,殊に癌腫の報告例は極めて少い。
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