教室だより
横浜市立大学泌尿器科学教室
野口 和美
pp.818
発行日 1989年9月20日
Published Date 1989/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205070
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横浜市立大学医学部は1944(昭和19)年横浜市立医学専門学校として開佼した。「付属十全病院」の前身は,長崎に次いでわが国二番目の洋式病院として1871(明治4)年に開設された「仮病院」であり,以後1874年「神奈川県十全医院」,1891年「横兵市十全医院」と改称された。1952(昭和27)年に横浜市立大学に統合され,「横浜市立大学医学部病院」とともに現在に至っている。
基礎校舎および臨床研究棟は1987年春に横浜市金沢区福浦の新キャンパスに移転し,現在は600床の新病院が1991年春のオープンをめざして同所に建設中である。南区浦舟町の800床を有する現病院は,隣接して現在建設中の救命救急センターとともに分院となる予定である。310万市民をかかえる大都市横浜の基幹病院として今後も重要な役割を課せられていくことはまちがいない。
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