病院めぐり
横浜市立港湾病院泌尿器科
宮井 啓国
pp.91
発行日 2004年1月20日
Published Date 2004/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100452
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横浜市立港湾病院は横浜港を望む山下公園や中華街の近くにあります。横浜市開港100年記念事業の一環として昭和37年5月に開設され,泌尿器科には日東寺浩先生が赴任されて今日の基礎をつくられました。昭和54年より間宮紀治先生が赴任し,前立腺癌の診断・治療を軸に活躍されました。昭和56年6月に宮井が赴任,以後,北見一夫先生,佐藤和彦先生,川崎千尋先生,仙賀裕先生,千葉喜美男先生,中川淳一郎先生,田中克幸先生,佐野克行先生,関口由紀先生らに支えられてきました。平成12年4月,宮井の副病院長就任とともに高橋俊博先生が診療担当部長として着任,平成14年4月には朝倉智行先生が着任し3人体制となりました。平成15年4月より宮井は病院長となり,今日に至っています。
当院泌尿器科は現在まで,前立腺肥大症・膀胱癌の内視鏡手術,神経因性膀胱の診断・治療,婦人泌尿器科学と尿失禁の診断・治療,性機能障害の診断と治療,泌尿器科悪性腫瘍,特に前立腺癌の早期診断と治療を軸として最先端の診療を行うように努めてきました。優秀な尿流動態測定機器が導入されており,国際および国内学会への演題発表を通じて神経因性膀胱,尿失禁の診断・治療の分野では神奈川県の中核施設としての役割を果たしています。
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