教室だより
長崎大学泌尿器科学教室
湯下 芳明
pp.561
発行日 1988年6月20日
Published Date 1988/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204778
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長崎大学医学部は,1857年(安政4年) J.L.C.ポンペ・ファン・メールテルフォルトにより開講された長崎医学校を母体として,長崎医学専門学校,長崎医科大学,長崎大学医学部へと発展してきた,本邦でも最も歴史ある医学教育施設である。泌尿器科学教室は1961年4月皮膚泌尿器科学教室から泌尿器科学教室が分離・独立した際に,当時の岐阜県立医科大学より近藤厚教授(現名誉教授)が初代教授として着任し開講された。1980年8月近藤教授の退官に伴って斉藤泰教授が助教授より第2代教授として就任され,現在に至っている。
1988年4月現在の医局員は55名で,このうち大学病院在籍者は斉藤泰教授,金武洋助教授の他,講師2名,助手4名,医員5名,研修医3名,大学院5名の合計21名で,この中にはバングラディシュよりの留学生P.K.Sahaが大学院生として研修している。関連病院としては長崎県を主体として佐賀県,福岡県,山口県,広島県,愛媛県の計6県にわたって21施設に医局員が派遣されている。
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