小さな工夫
経皮的手術患者に対する腎瘻ボタン
間宮 良美
1
,
秋鹿 唯男
1
,
三木 誠
1
1東京医科大学泌尿器科学教室
pp.38
発行日 1986年1月20日
Published Date 1986/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204203
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経皮的腎尿管切石術の普及は目覚しく,この技術が最近他の疾患にも応用されるようになつてきた。
われわれは70歳男性の残腎腎盂腫瘍(low grade,lowstage)に対し,経皮的にresectoscopeによる腎盂腫瘍切除術を経験したが,その後の経過観察すなわち定期的な内視鏡による腎盂内観察を便ならしめるため,腎瘻ボタンを考案したので報告する。
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