Japanese
English
講座 尿路性器の断層画像の読み方
IV.膀胱
Image Diagnosis of Genitourinary Organs: IV. Bladder
大石 元
1
,
吉岡 哲也
1
,
広橋 伸治
1
,
打田 日出夫
1
,
松尾 敏和
2
,
吉矢 和彦
2
,
平尾 佳彦
3
,
岡島 英五郎
3
Hajime Ohishi
1
1奈良県立医科大学放射線医学教室
2総合大雄会病院放射線科
3奈良県立医科大学泌尿器科学教室
1Department of Radiology, Nara Medical University
pp.855-859
発行日 1985年10月20日
Published Date 1985/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413204150
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はじめに
膀胱疾患に対する各種画像診断法の中でも,この領域において臨床上とくに重要である膀胱腫瘍の診断には,US,CT,MRIなどの断層画像診断法が有効である。すなわち,これらの断層画像診断法において,はじめて膀胱腫瘍の治療方針や予後の判定に重要な浸潤度診断にせまる腫瘍と膀胱壁との関係や膀胱外への進展状況に関する情報が明瞭に把握しうる。本稿では,膀胱腫瘍に対する各種断層画像診断法の選択と診断のすすめ方,ならびに読影のポイントについて代表症例を呈示し概説する。
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