文献抄録
超音波による陰嚢非開放性外傷の診断
pp.79
発行日 1984年1月20日
Published Date 1984/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413203736
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陰嚢内容の腫脹性疾患あるいは陰嚢の非開放性外傷の鑑別診断は,陰嚢の浮腫,出血などによる高度の腫脹のために困難なことが多い。
かかる際に迅速簡便に行えて,かつ正確な診断法が痛感されている。著者らは過去2年間に19例の陰嚢内腫脹疾患と陰嚢外傷例を経験し,これら疾患をグレイスケール,リアルタイム超音波画像で診断をして,睾丸破裂と他の腫脹性疾患を正確に鑑別し得たとして,それぞれのエコー像を提示して報告している。
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