座談会
泌尿器科卒後教育について
吉田 修
1
,
北川 龍一
2,5
,
牧野 永城
3
,
町田 豊平
4
1京都大学医学部泌尿器科
2筑波大学臨床医学系泌尿器科
3聖路加国際病院外科
4東京慈恵会医科大学泌尿器科
5現:順天堂大学医学部泌尿器科
pp.935-948
発行日 1982年10月20日
Published Date 1982/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413203440
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町田(司会) 医師の教育は生涯教育といわれておりますが,これは医師自身が永遠の学習者として自らも学ばなければならないこと,そして問題解決能力を常に養つていかなければいけないことを言つているものと思います。しかし,立派な医師—良医を育てる,あるいは,自分自身が良医になるというのは,たいへん難しいことです。生涯教育の中でも大学を卒業して2年ないし5年の,いわゆる卒後研修の時期というのは非常に大事な時期に当たつていると思います。
そこで今日は,外科系臨床研修としての泌尿器科の卒後研修はいかにあるべきか,また卒後研修をどのようにすすめるかなどの問題を話し合つていただくことに致しました。
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