今月の主題 内科医に必要な泌尿器科の知識
座談会
内科医に必要な泌尿器科の知識
岡本 重禮
1
,
吉田 修
2
,
服部 孝道
3
,
町田 豊平
4
Shigehiro Okamoto
1
,
Osamu Yoshida
2
,
Takamichi Hattori
3
,
Toyohei Machida
4
1聖路加国際病院・泌尿器科
2京都大学医学部・泌尿器科
3千葉大学医学部・神経内科
4東京慈恵会医科大学・泌尿器科
pp.2537-2544
発行日 1982年12月10日
Published Date 1982/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402218077
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内科と泌尿器科の接点 泌尿器科的な問題をもった患者は多い/泌尿器科学の変貌 やってほしい検査法下着を脱がせることには抵抗が/50歳以上の男性患者には必ず直腸診を/尿道カテーテルは内科医自身で/直腸診のポイント/積極的に患者の全体像を把握する姿勢が大切 初期診療はどこまで必要か 尿閉の場合/導尿はプライマリ・ケアに必須/卒前からの教育の問題 見逃されている泌尿器疾患 前立腺癌,腎癌に高い誤診率/専門的な技術や知識は必要ない/腎癌を取り扱うのは内科が多い 泌尿器症状の取り扱い方泌尿器症状は自ら訴えない患者が多い/薬剤による排尿障害/留置カテーテル管理は特殊技術か/カテーテル操作はプライマリ・ケア手技/合併症としての泌尿器症状 セクソロジーにおける内科・泌尿器科の協力 医者の側にも遠慮と誤解が/医者が問題点を聞き出す 卒前・卒後教育の中での位置づけ 医学の進歩に伴ってプライマリ・ケアも進歩する/教育体制にも問題が 尿路感染症の扱い方 泌尿器科へ送るケース/難治性,再発性,小児は全例泌尿器科へ
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