印象記
第2回国際泌尿器内視鏡学会に参加して
阿曽 佳郎
1
Yoshio Aso
1
1浜松医科大学泌尿器科学教室
pp.388-389
発行日 1982年4月20日
Published Date 1982/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413203339
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昨年9月9日から11日まで英国Bristolにおいて開催された第2回国際泌尿器内視鏡学会(Second Congress of the International Society of Urologic Endoscopy, President:Prof.John Mitchell, University Department of Urology, Bristol Royal Infirmary)に出席する機会を得た。
Bristolという名は製薬会社としては知つていたが,この土地がどこにあり,どんなところかということについての知識は皆無といつてよかつた。Londonから西方へ,汽車で1時間半,EnglandとWalesとの接するところにある小さな市である。といつても人口は約50万だそうで,その昔産業革命の頃は賑やかな港として栄えたと聞いている。現在はこれといつた産業もなく(もちろん製薬会社もない),落着いた静かな町であつた。Londonを離れた英国の町はどこもそうであるかも知れないが,ここでも大きな教会が多いのが目を引いた。静かとはいつても人口50万ともなると朝夕のラッシュ時にはかなりの車の往復がみられ,ホテルにタクシーを呼んでもかなり待たされることがあつた。
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