学会印象記
第22回国際泌尿器科学会に参加して
宇佐美 道之
1
1大阪府立成人病センター
pp.257
発行日 1992年3月20日
Published Date 1992/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900559
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アルゼンチン・ブエノスアイレスから今回はスペイン・セビリアに場所が移されて,第22回国際泌尿器科学会が昨年11月3日から11月7日まで開催された.セビリアはスペイン南部のアンダルシア地方に位置しているため,会期中は雨に煩わされることもなく,気温も14゜から18℃と街は陽光に恵まれかつ落ち着いた風情のある素敵な街であった.
学会の主な内容を列記するとオフィシャル・シンポジウムは,
*Genito-Urinary Cancer:The promissing roleof alpha interferon-膀胱癌および腎細胞癌に対する主に再発予防に関して
*Proscar:Innovation in the management ofBPH-BPHの病理,病因,疫学ならびに5α-reduc-tase inhibitorであるProscar(日本では現在治験中のMK-906)の基礎と臨床
*BCG:A new standard for superficial bladdercancer-欧・米における注入療法のレビューと合併症に対するBCG derivativeのアイデア
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