文献抄録
小児の経恥骨尿道形成術
pp.224
発行日 1982年3月20日
Published Date 1982/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413203310
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小児の後部尿道形成術は成人に比較して困難で,経恥骨尿道形成術の報告も少ない。著者らは12例の少年の後部尿道狭窄症に対して上記の形成術を施行して,その成績と合併症について述べている。
患者は7歳から21歳までで平均年齢15歳で,術後の経過観察期間は平均32ヵ月である。12例中10例は骨盤損傷による膜様部の狭窄例で,他の2例は後部尿道奇形術後の狭窄例である。これら12例はいずれも以前に形成術施行後の再発症例である。
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