講座
臨床統計入門(10)—2群の患者のある値の平均値の比較(少数例において母分散が等しくない場合)
杉田 暉道
1
1横浜市立大学医学部公衆衛生学教室
pp.937-939
発行日 1978年10月20日
Published Date 1978/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413202630
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
2群の患者のある値の平均値の比較において例数が少ない場合は,まず母分散が等しいか否かを検定する(等分散の検定)必要がある。そして母分散が等しいときの平均値の比較の方法を本講座(3)で解説した。
それでは母分散が等しくない場合はどのうような方法で検定すればよいのであろうか。それには2群の患者の例数が等しい場合と等しくない場合とでは方法が異なる。
Copyright © 1978, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.