文献抄録
前立腺癌における骨スキャンとフォスファターゼ
pp.932
発行日 1978年10月20日
Published Date 1978/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413202628
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著者らはHydroxyethylidine diphosphate(HEDP)を用いて前立腺癌の骨スキャンを行なつて,X線単純撮影像,血清フォスファターゼ値などより骨転移巣診断について検討を加えている。
検査した症例は組織学的に前立腺癌と診断した未治療患者90例についてで,99mTc-Sn-HEDPによる骨スキャンと胸部,腰部,骨盤部の単純撮影を行なつて,それぞれ臨床放射線の専門医により判読診断を行なつた。その結果については3群に分類し,A群はscan Neg./x-rayNeg.,B群はscan Pos,/x-ray Neg.,C群はscan Pos./x-ray Pos.として検討を加えた。
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