Japanese
English
綜説
膀胱腫瘍のレ線学的診断
Roentgenographic Diagnosis of the Bladder Tumor
松本 恵一
1
,
中内 浩二
1
,
藤田 公生
1
,
御厨 修一
2
Keiichi Matsumoto
1
,
Shuichi Mikuriya
2
1国立がんセンター病院泌尿器科
2国立がんセンター病院放射線科
1Urological Division, National Cancer Center Hospital
pp.489-500
発行日 1970年6月20日
Published Date 1970/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200937
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膀胱癌の治療方針の決定,予後の判定に最も重要なものは悪性度よりその浸潤度の正確な診断にある。その手段として,内視鏡検査,触診所見などの重要なことは申すまでもないが,これらの検査では正確な診断は得られないことが多い。生検法でもまた実際の進度より軽く判定されがちなことは辻1)も指摘しているところである。そこで,レ線学的診断の必要性および重要性が認められるわけである。
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