Japanese
English
特集(増刊号の)2 腎不全
Ⅳ.腎不全の対策
3.人工腎臓
人工腎の種類とその長短
Merits and Demerits in the Type of Artificial Kidney
稲田 俊雄
1
,
岡田 耕市
1
,
大和田 文雄
1
,
横川 正之
2
,
竹内 弘幸
2
,
高木 健太郎
2
,
越川 昭三
3
,
吉川 康行
3
,
中川 成之輔
3
Toshio Inada
1
,
Koichi Okada
1
,
Fumio Oowada
1
,
Masayuki Yokogawa
2
,
Hiroyuki Takeuchi
2
,
Kentaro Takagi
2
,
Shozo Koshikawa
3
,
Yasuyuki Yoshikawa
3
,
Seinosuke Nakagawa
3
1東京都立大久保病院泌尿器科
2東京医科歯科大学医学部泌尿器科学教室
3東京医科歯科大学医学部大淵内科
1Department of Urology, Metropolitan Okubo Hospital
2Department of Urology, Tokyo Medical and Dental University
3Department of Internal Medicine, Tokyo Medical and Dental University
pp.141-149
発行日 1969年12月25日
Published Date 1969/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200827
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はじめに
現在すでに市販され,それぞれに立派な治療成績をあげている人工腎の機種は恐らく100機種以上におよぶものと推定される。それに現段階では試作の域にあるものを含めると大変な数にのぼる。しかもそれらが次々と製品化され市場に出てくるわけで,これら全てにわたつて,その機械の構造,特徴を述べることは不可能である。
従つて本編においては,現状として最も広く普及している機種につき,特に著者が実際に使用した機械の使用経験をもとにして,一般的な印象を中心に,機械の構造上の特徴,機能,その長所短所について述べる。
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