第14回国際泌尿器科学会の展望
腎移植
生駒 文彦
1
Fumihiko IKOMA
1
1大阪大学医学部泌尿器科
pp.850-852
発行日 1967年10月20日
Published Date 1967/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413200261
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Münchenのドイツ博物館の会議場において,昭和42年7月10日(月曜日)9時からの開会式に引続いて,10時40分から13時まで,F.May(ドイツ)司会のもとに,講演者としてE.W.Goodwin(アメリカ),R.Shackman(イギリス)およびJ.Poisson(フランス),追加発言者としてG.W.Fish(アメリカ),G.De Campos Freire(ブラジル),J.Gil-Vernet(スペイン),H.Ekman(スエーデン),G.Nisio(イタリー),H.Hoeg(ノルウェー),J.Swinney(イギリス),St.Wesolowski(ポーランド)およびF.Romero Aguirre(スペイン)から成るシンポジウム「人における腎移植」が行なわれ,さらに昼の休憩後14時から16時までR.Kuss(フランス)司会のもとに,G.Alexandre(ベルギー),J.Daus-set(フランス),V.Harrison(イギリス),J.Murray(アメリカ)およびTh.E.Starzl(アメリカ)の各演者によつて,腎移植についての円卓討論会が行なわれた。
腎移植に関する臨床的ならびに実験的研究は,今や全世界において広く行なわれている現状ではあるが,その大半はアメリカにおけるものであり,したがつて,今回の学会において印象的な発言の多くはアメリカ学者によるものであつた。
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