病院めぐり
札幌社会保険総合病院泌尿器科
松田 博幸
1
1札幌社会保険総合病院泌尿器科
pp.179
発行日 2013年2月20日
Published Date 2013/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413103032
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当院は札幌市の東端にある厚別区の新札幌駅のすぐそばにあります。厚別区(人口12.8万人)と清田区(人口11.6万人)にある病院の中で泌尿器科の入院施設のある唯一の病院です。江別市の隣で,北広島市,長沼町,南幌町などからも多くの患者さんが来院されます。この地区を診療圏とすると総人口45万人,総面積640平方kmとなり,東京23区より広い面積となります。
当院は明治26年(1893年)に関場不二彦先生が札幌市の中央に「関場医院」として開設されたのを始祖とします。民営で官立に対抗できる病院を作ろうと考えていたとされています。昭和22年(1947年)に政府に移管されて「北海道健康保険北辰病院」となり,さらに平成2年(1990年)6月に現在地に移転し,「札幌社会保険総合病院」と改称されました。平成11年(1999年)4月に病床数300(当院は276床)以下では全国初となる「臨床研修病院」に指定されました。平成12年(2000年)1月より,敷地内を含む「全面禁煙」も全国初として実施しています。平成16年(2004年)4月から入院はDPC適応となり,平成18年(2006年)5月から電子カルテを導入しています。平成26年(2014年)4月には独立行政法人地域医療機能推進機構傘下の病院になる予定です。
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