Japanese
English
手術手技 指導的助手からみた泌尿器科手術のポイント・1【新連載】
腹腔鏡下副腎摘除術
Laparoscopic adrenalectomy
清水 哲
1
,
根本 良介
2
,
渡邉 健志
2
,
真砂 俊彦
2
Tetsu Shimizu
1
,
Ryousuke Nemoto
2
,
Takesi Watanabe
2
,
Tosihiko Masago
2
1鳥取県立中央病院外科
2鳥取県立中央病院泌尿器科
キーワード:
腹腔鏡下手術
,
前方アプローチ
,
副腎摘除術
Keyword:
腹腔鏡下手術
,
前方アプローチ
,
副腎摘除術
pp.925-931
発行日 2010年11月20日
Published Date 2010/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102155
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨 前方アプローチによる腹腔鏡下副腎摘除術は,広い術野が得られるため手術を比較的安全に施行できるという長所がある。右側は肝臓と十二指腸および下大静脈との位置関係が重要で,副腎上縁付近より下大静脈に流入する太く短い副腎静脈の同定と,切離操作がポイントである。左側は大網を切離して網囊に入り,膵背面を剝離したのち副腎下縁より腎静脈に流入する副腎静脈を同定するが,副腎内側を下横隔静脈に流入する吻合枝にも注意が必要である。
Copyright © 2010, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.