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手術手技 目でみる泌尿器科手術のポイント・23
腹腔鏡下副腎摘除術
Laparoscopic adrenalectomy
鈴木 和雄
1
Kazuo Suzuki
1
1浜松医科大学泌尿器科
キーワード:
腹腔鏡下手術
,
副腎摘除術
,
到達法
Keyword:
腹腔鏡下手術
,
副腎摘除術
,
到達法
pp.1059-1068
発行日 2002年11月20日
Published Date 2002/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903658
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腹腔鏡下副腎摘除術の手術手技について述べた。経腹腔到達法は体位を側臥位とし,腹腔内臓器を下方に受動し大きな視野を得る必要があり,腹膜外到達法の場合は後腎傍腔を拡張した後,円錐外側筋膜と腎筋膜を大きく切開し広い操作腔を作成する必要がある。いずれの場合も副腎の剥離は副腎周囲から開始する。横隔膜,腹横筋,腰方形筋,大腰筋を剥離面の指標とし,副腎を周囲組織と一塊に剥離することがポイントである。
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