Japanese
English
セミナー 泌尿器科医に必要なPET検査の知識―有用性と問題点・3
腎細胞癌とPET検査
Renal carcinoma and PET imaging
中井川 昇
1,2
,
南村 和宏
1
,
南本 亮吾
3
,
岸田 健
4
,
三浦 猛
4
,
矢尾 正祐
1
,
井上 登美夫
2,3
,
窪田 吉信
1
Noboru Nakaigawa
1,2
,
Kazuhiro Namura
1
,
Ryogo Minamimoto
3
,
Takeshi Kishida
4
,
Takeshi Miura
4
,
Masahiro Yao
1
,
Tomio Inoue
2,3
,
Yoshinobu Kubota
1
1横浜市立大学大学院医学研究科泌尿器病態学
2横浜市立大学先端医科学研究センター
3横浜市立大学大学院医学研究科放射線医学
4神奈川県立がんセンター泌尿器科
キーワード:
腎細胞癌
,
PET
Keyword:
腎細胞癌
,
PET
pp.935-942
発行日 2010年11月20日
Published Date 2010/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413102157
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要約 腎癌の画像診断の領域において,形態学的,解剖学的な診断法という視点で比較した場合に, PETは従来の画像診断を凌駕するものではない。しかし,PETが従来の画像診断と大きく異なる点は,生体内の生物学的活動の評価が可能な点である。この特性を利用し,腎癌病巣の悪性度診断,予後の予測や治療効果の判定として活用することによってそのポテンシャルは最大限に発揮されるものと思われた。
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