特集 泌尿器科外来ベストナビゲーション
1.尿路・性器の炎症性疾患
■非特異性感染症
【膀胱炎】
2.頻尿,残尿感があるけれども,尿検査(尿沈渣)では異常が認められない患者です。患者は,「どこへ行っても異常がないといわれる」と訴えています。対処と処方について教えてください。
鈴木 九里
1
,
五十嵐 一真
1
,
関根 英明
2
,
石井 延久
3
1日産厚生会玉川病院泌尿器科
2帝京大学医学部附属溝口病院泌尿器科
3東邦大学医学部泌尿器科
pp.20-21
発行日 2008年4月5日
Published Date 2008/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101378
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1 診療の概要
頻尿,残尿感は,泌尿器科医が遭遇する最も一般的な症状の1つである。このような患者は,多くの医師が精神的要素の強い病態(尿路不定愁訴)として取り扱う傾向があるが,ときに患者にとってはQOLを損なう深刻な問題でもある。
設問の症例には男女の区別がないが,性別に分けて考える。
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