学会印象記
「第56回日本泌尿器科学会中部総会」印象記
宮澤 克人
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1金沢医科大学泌尿生殖器治療学
pp.80-81
発行日 2007年1月20日
Published Date 2007/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413101071
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第56回日本泌尿器科学会中部総会は,2006年10月25日から10月27日まで,錦秋晴天の名古屋市の名古屋東急ホテルで「未来泌尿器科学を拓く」のメインテーマのもと開催されました。
会長の名古屋市立大学 郡健二郎教授が教室スタッフの皆様と2年に及び構想を練り上げ,学会の3本柱として掲げられた(1)日本泌尿器科学会の地方総会としての中部総会の意義を問い,その再復興を図る(メイン会場名の1つが“ルネッサンス”であったのは偶然でしょうか?),(2)未来,特に若手泌尿器科医の活躍の場を与えるとともに臨床研修医や学生に未来泌尿器科をアピールする,(3)恩師,友人,後輩などご支援・ご協力頂いた方々への感謝を表す(日本泌尿器科学会の奥山明彦理事長は,この感謝について,相互の協力と敬意による「地域医療」の根幹としてご解説されました),のすべてが結実された学術とホスピタリティーが融合された「未来」の指標となる学会でした。
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