学会印象記
「第110回日本泌尿器科学会総会」印象記
畠山 真吾
1
1弘前大学大学院医学研究科泌尿器科学講座
pp.739-741
発行日 2023年8月20日
Published Date 2023/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207905
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第110回日本泌尿器科学会総会が野々村祝夫大会長(大阪大学大学院医学系研究科教授)のもと,神戸コンベンションセンターにて2023年4月20日〜23日の日程で開催されました.新型コロナ5類感染症移行を目前に控えたタイミングでもあり,多くの会員が現地参加を楽しみにしていた「特別な」日泌総会であったと思います.まずは演題登録で参加費5000円引きという心意気から始まり,開催前からSNSを通じて発信される情報に,大会長と事務局の並々ならぬ意気込みを感じました.
現地では,大会長の道案内立て看板(写真1),スイーツコーナー,利き酒&おつまみコーナー,高級車展示(マクラーレンやアストンマーチン…)など,随所に準備された「おもてなし」がとても印象的でした.今年は自大学で実習中の医学部6年生(写真2)も参加しましたが,医学生の「とにかく楽しい」という言葉が今年の日本泌尿器科学会総会にふさわしい表現だと思います.私も毎年参加しておりますが,コロナ前と変わらないスタイルで現地開催されたことを本当にうれしく思いました.
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