学会印象記
第8回ACU(アジア泌尿器科会議)印象記
林 祐太郎
1
1名古屋市立大学大学院医学研究科腎・泌尿器科学分野
pp.932-935
発行日 2006年11月20日
Published Date 2006/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413100763
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第8回アジア泌尿器科会議は,2006年8月22日から26日まで,インドネシア・バリ島で,インドネシア大学泌尿器科教授Umbas会長の下で開催されました(写真1)。学術集会は前立腺肥大症,泌尿器癌,尿路結石,尿路感染症,男性機能障害,小児泌尿器科,尿路再建手術,婦人泌尿器科,腎移植,不妊症など,泌尿器科領域のほぼ全てがシンポジウムや教育コース,メインセッションで取り上げられ,アジアはもとより,欧米,オセアニア諸国から各領域の第一人者,約150名がFaculty(指導教授)として招かれ,さらに1,000名ほどのアジアの泌尿器科医,看護師などの医療従事者が参加して,盛大に開催されました。
国際色豊かな学術集会
今回の学会における私の仕事は,8月24日のメインセッションでの“性分化異常症の遺伝子解析”の発表と,8月26日のポストコングレスセッションの,尿道下裂のワークショップでの発表と,膀胱拡大術のワークショップの司会でした。
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