Japanese
English
特集 最近のトピックス Clinical Dermatology 2002
4.皮膚疾患治療のポイント
Vbeamによる血管病変の治療
Vbeam treatment for hemangioma disorder
谷田 泰男
1
Yasuo TANITA
1
1谷田皮膚科医院
1Tanita Clinic of Dermatology
キーワード:
Vbeam
,
ダイレーザー
,
赤あざ
,
active cooling
Keyword:
Vbeam
,
ダイレーザー
,
赤あざ
,
active cooling
pp.123-128
発行日 2002年4月10日
Published Date 2002/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412903945
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
Vbeamはこれまでのダイレーザー治療と異なり冷却装置を持ち,皮膚表面を冷却し,これまでより強い出力でレーザー照射が可能である.また,発振波長595nmと長くなり,皮膚のより深い位置までレーザー光が到達可能となった.さらにパルス幅1.5〜40 msecと時間が長くなったことにより,これまでのレーザー治療で起きた水疱形成と紫斑形成がなく,照射直後より日常の生活が可能である.また3×10mmの楕円形のレーザー照射が可能であり,毛細血管拡張症の場合に病変部以外へのレーザー照射を避けることができるなど,旧型による治療と大きな違いがある.
Copyright © 2002, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.