Japanese
English
症例報告
幼児の睫毛に寄生したケジラミ症の1例
A case of Pthirus pubis infestation of a child's eyelashes
神田 彰
1
,
島田 祥子
1
,
瀬戸山 充
1
,
神崎 保
1
Akira KANDA
1
,
Shoko SHIMADA
1
,
Mitsuru SETOYAMA
1
,
Tamotsu KANZAKI
1
1鹿児島大学医学部皮膚科学教室
1Department of Dermatology, Kagoshima University Faculty of Medicine
キーワード:
ケジラミ症
,
性感染症
Keyword:
ケジラミ症
,
性感染症
pp.530-532
発行日 1998年6月1日
Published Date 1998/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412902582
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
2歳,男児.97年3月初旬より左眼瞼部に瘙痒感を伴う浮腫性紅斑が出現した.眼科開業医,および内科開業医を受診したが診断がつかず,抗生剤点眼薬を処方されていた.同年4月1日,精査,治療目的にて当科受診,母親の指摘もあり注意深い診察を行ったところ,左睫毛根部に数十個のケジラミの虫卵を認めた.当初,感染経路は不明であったが,偶然判明するに至った.
Copyright © 1998, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.