連載
Practical English for Busy Physicians・40
Steven D. Emmet
1
1California大学
pp.377
発行日 1997年4月1日
Published Date 1997/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412902157
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時制の使い分け,インターネット,減医政策について
英語論文を書くに当たって時制(tense)はあなたを緊張(tense)させますか.なぜならまだ多くの論文で現在形と過去形とが混じった文をよく見かけるからです.もちろん物事には例外が必ずありますが,一般的に言って,もし患者が今現在何かをやっているのでなければあなたは過去形を使用して下さい(もちろんこれは過去,過去完了等を含みます).つまり“The patient was a 24 year old male who liked to eat raw fish.”あなたが患者を診察したときは24歳でも論文を書きそれが出版され読者に読まれるときは25歳いや26歳になっているかもしれないわけです.しかしながら“Japanese like to eat raw fish”は大丈夫です.何故ならばこれは習慣であり,それについて述べているわけですから.それと同じようにチャートや写真について述べるときも,“As one can see in Chart 1”というように現在形が使用できます.
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