Japanese
English
症例報告
果実によるI型アレルギー
Type I Allergy to Fruits
玉置 昭治
1
,
石田 としこ
1
,
清水 良輔
2
Akiharu TAMAKI
1
,
Toshiko ISHIDA
1
,
Ryosuke SHIMIZU
2
1淀川キリスト教病院皮膚科
2神戸労災病院
1Yodogawa Christian Hospital
2Kobe Rosai Hospital
キーワード:
I型アレルギー
,
食物アレルギー
,
スクラッチテスト
Keyword:
I型アレルギー
,
食物アレルギー
,
スクラッチテスト
pp.857-859
発行日 1991年10月1日
Published Date 1991/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412900459
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果実によるI型アレルギーの2例を報告した.症例1は巨峰,マスカットが,症例2はマカデミアンナッツが原因であった.原因検索には果肉によるスクラッチテストが有用であった.市販されているアレルゲンは種類が限定され,また,感度も高くないため,果実によるI型アレルギーが疑われた場合は,果肉によるスクラッチテストを行うことを推奨した.
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