Derm.2022
未来の皮膚科へ
田中 隆光
1
1帝京大学医学部附属病院皮膚科学講座
pp.101
発行日 2022年4月10日
Published Date 2022/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412206660
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私は医師になり,15年目を迎えています.その間,7年ほど医局長を務め,現在は皮膚外科を中心に,大学病院の勤務医として働いています.近年の医療技術の進歩は目覚ましく,今後10〜20年で,医師としての仕事も大きく変化していくと思われます.新型コロナウイルスの蔓延もオンライン診療の技術を促進させ,昨今ではAI(人工知能)による問診や画像診断も実用化されており,今後さらに進歩していくことが予想されます.もしかしたら主訴や症状,検査所見から,診断や治療までを携帯アプリで簡単に行い,薬は自宅の3Dプリンターから出てくるといった夢のような時代が来るかもしれません.
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