印象記
第13回国際皮膚科学会見聞記
福代 良一
1
1金沢大学医学部皮膚科
pp.97-102
発行日 1968年1月1日
Published Date 1968/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412200276
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この夏(昭42,1967)ミユンヘンで開かれた第13回国際皮膚科学会(XIII.Congressus Internationalis Dermatologiae,略してCID)には日本から北村包彦,北村精一の両先生のほか,100名近い人々が参加した。この人数は独・米・仏・英からの各参加者数に次ぐ大部隊で,開会式の席上,事務総長のSchirren教授の挨拶において特に言及され,拍手が起つたほどである。私もその1人として出席した。以下,この学会において見聞したこと,その他を述べるが,前回の国際学会(ワシントン,昭37)との比較にも触れてみたいと思う。なお,佐藤教授の印象記も本誌に発表されたが(21巻12号1194頁に掲載された),同教授と予め記事分担の話合いをしていないので,重複する点のありうることをお断りしておきたい。
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