話題
第8回国際発生生物学会見聞記
小沢 鍈二郎
1
Eijiro Ozawa
1
1東京医科歯科大学難治疾患研究所実験薬理学部門
pp.78-81
発行日 1978年2月15日
Published Date 1978/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425903240
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
第8回の国際発生生物学会が,1977年8月29日から9月2日まで,東京の経団連ビルとパレスホテルで開かれた。参加人員は約500名という話を聞いた。団勝麿教授(もと都立大)とJ.Ebert博士(Woodshole Marine Biology Laboratory)らを中心として,主として理学部生物の方々によって運営された会で,医学部系の国際学会と違って割と小人数のスマートな会合であった。
形の如くきらびやかな開会式で幕を開けた学会は,その夜にはもう豪華な会長招待のレセプションがあり,また最後の夜にはバンケットがあるなど,国際親善のための心配りも十分になされていた。さて肝腎の学会であるが,大きくいって三つの行事が行われた。
Copyright © 1978, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.