印象記
第10回日本-中国合同皮膚科学術会議に参加して
谷川 瑛子
1
1慶應義塾大学医学部皮膚科学教室
pp.343-345
発行日 2009年4月1日
Published Date 2009/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412102259
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平成20年10月31日~11月3日まで,中国浙江省杭州市で「第10回日本-中国合同皮膚科学術会議」が開催されました.今回は第1回目の大会以来20年という節目にあたります.学会開催地である杭州は,詩人が「上有天堂,下有蘇杭」(天上に天国があり,地上には蘇州と杭州あり)と詠まれた風光明媚な地方で,歴代中国の有名な詩人が杭州西湖の素晴らしさに酔いしれて作られた数々の名句が後世に伝わっています.中国の首都北京の西郊外にある「頤和園」は,歴史上有名な西太后が西湖をミニチュア化して北京に作ったことでも有名です.また,杭州は古くから「魚米之郷」なる異名をもち,豊かな自然と豊富な食材に恵まれている素晴らしいところです.
今学会の日本側組織委員会役員は,会頭・橋本公二教授(愛媛大学),事務局長・古江増隆教授,学術委員長・岩月啓氏教授から構成されました.そして中国側組織委員は,名誉会長Hongduo Chen教授,Xuejun Zhang教授,学会会頭Shizheng Xu教授,副会頭Zhiyi Fu教授,Zhizhong Zheng教授,Xuejun Zhu教授,事務局長Jianzhong Zhang教授から構成され,双方の協力により開催されました.
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