印象記
第1回三大陸合同研究皮膚科学会に参加して
伊藤 雅章
1
,
伊藤 薫
1
1新潟大学皮膚科教室
pp.976-978
発行日 1989年8月1日
Published Date 1989/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412204199
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1989年4月26日から4月30日まで第1回三大陸合同研究皮膚科学会(The 1st ESDR-JSID-SID Tri-continental Meeting)が米国ワシントンD.C.にて開かれた.本学会はその名の通りヨーロッパ研究皮膚科学会(ESDR,The EuropeanSociety for Dermatologic Re-search),日本研究皮膚科学会(JSID,The Japanese Society for Investi-gative Dermatology)と米国研究皮膚科学会(SID,The Society forInvestigative Dermatology)の合同の学会である.本来この時期にはSIDのannual meetingが開かれるのであるが,今回はこの三学会の合同学会が催された.過去にもJSIDとSIDおよびESDRとSIDのjoint meetingがあったが,三学会が一同に会するのは今回が初めてであった.
従来SIDはシェラトン・ワシントン・ホテルで開かれることが多いが,今回の会場はホワイトハウスに近いマリオット・ホテルであった.ここはワシントンのダウンタウンにあり,スミソニアン博物館などのあるモールが近く,観光には格好の場所にあった.各国からの人が集まることを意識して場所を設定したかのようであった.さらにsessionによっては近辺の他のホテルも使われた.
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