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特集 最近のトピックス2008 Clinical Dermatology 2008
3. 新しい検査法と診断法
Drug-induced hypersensitivity syndrome(DIHS)におけるウイルス検査―何をどのタイミングで依頼するか
Drug-induced hypersensitivity syndrome and viral reactivation
藤山 幹子
1
,
橋本 公二
1
Mikiko TOHYAMA
1
,
Koji HASHIMOTO
1
1愛媛大学大学院医学系研究科感覚皮膚医学
1Department of Dermatology, Ehime University Graduate School of Medicine, Toon, Japan
キーワード:
DIHS
,
HHV-6
,
HHV-7
,
サイトメガロウイルス
,
EVウイルス
Keyword:
DIHS
,
HHV-6
,
HHV-7
,
サイトメガロウイルス
,
EVウイルス
pp.68-71
発行日 2008年4月10日
Published Date 2008/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412101946
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要約 Drug-induced hypersensitivity syndrome (DIHS)は重症薬疹の一型であるが,経過中にヒトヘルペスウイルス6(HHV-6)を中心とするヘルペスウイルスの再活性化を伴い,種々の要因が複合して病態を形成する.DIHSにおけるウイルス検査は必須であるが,臨床の場でそれほど頻繁に検査することは難しい.HHV-6では再活性化前後でIgG抗体価の検査を,サイトメガロウイルスでは病態に応じて抗体価や抗原血症検査などを行うことが必要である.
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