Japanese
English
症例報告
四肢に板状硬結を呈した皮下型皮膚サルコイドの1例
A case of subcutaneous sarcoid with extensive firm induration in the extremities
石橋 正史
1
,
杉 俊之
1
Masafumi ISHIBASHI
1
,
Toshiyuki SUGI
1
1さいたま市立病院皮膚科
1Division of Dermatology,Saitama Municipal Hospital
キーワード:
皮下型皮膚サルコイド
,
板状硬結
,
耐糖能異常
,
血清ACE値
Keyword:
皮下型皮膚サルコイド
,
板状硬結
,
耐糖能異常
,
血清ACE値
pp.808-810
発行日 2003年8月1日
Published Date 2003/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412101325
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59歳,女性.3か月前より,両下肢では,大腿下部から下腿下部の伸側にかけて,また両前腕伸側に広範に板状硬結が出現した.組織像で非乾酪性類上皮細胞肉芽腫がみられ,血清ACEの軽度上昇,胸部X線,CTにて両側肺門リンパ節腫脹が認められた.心病変,眼病変なし.板状硬結を呈した皮下型皮膚サルコイドの特徴について若干の考察を加えた.
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