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新連載
米国皮膚科医への道(1)
From Japan to America:My Journey to Practicing Dermatology in America
藤田 真由美
1
1コロラド大学皮膚科
pp.432
発行日 2003年4月1日
Published Date 2003/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412101223
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- Abstract 文献概要
アメリカで臨床皮膚科医になる決意
Decision to Become an Academic Dermatologist in the United States
私は1993年よりアメリカコロラド州デンバー市のコロラド大学皮膚科に研究留学後,ワシントン州シアトル市のワシントン大学で1年間内科研修を受け,その後3年間の皮膚科研修を経て昨年(2002年)7月よりコロラド大学皮膚科でFaculty(Assistant Professor)として自分の外来と自分の研究室(ラボ)を持っている.年月の経つのは早く,この文章が掲載される頃には私の渡米生活も丸10年となる.新車で買ったトヨタのターセルもあちこち修理が必要なオンボロ車となった.関西空港で大きなボストンバッグを引きずっていた小2の息子もコンピュータと車が命の高校生となり,段ボール箱10個から出発した生活も自分の家と車2台の生活になった.
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