Japanese
English
症例報告
メチルプレドニゾロンによる接触性皮膚炎の1例
A case of contact dermatitis due to methylprednisolone
永岡 譲
1
,
土屋 知子
1
,
松尾 光一
1
,
滝澤 三久
1
,
佐藤 佐由里
1
,
轟 葉子
1
,
守屋 修二
1
,
江藤 隆史
1
Yuzuru NAGAOKA
1
,
Tomoko TSUCHIYA
1
,
Koichi MATSUO
1
,
Mitsuhisa TAKIZAWA
1
,
Sayuri SATO
1
,
Yoko TODOROKI
1
,
Shuji MORIYA
1
,
Takafumi ETOH
1
1東京逓信病院皮膚科
1Depertment of Dermatology,Tokyo Postal Services Agency Hospital
キーワード:
メチルプレドニゾロン
,
接触性皮膚炎
,
パッチテスト
,
硫酸フラジオマイシン
,
ラノリン
Keyword:
メチルプレドニゾロン
,
接触性皮膚炎
,
パッチテスト
,
硫酸フラジオマイシン
,
ラノリン
pp.31-32
発行日 2003年1月1日
Published Date 2003/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412101126
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- Abstract 文献概要
29歳,女性.アトピー性皮膚炎に合併したアレルギー性結膜炎に対する外用療法中に両側の眼瞼およびその周囲にそう痒を伴う紅斑や丘疹が出現した.外用薬による接触性皮膚炎を疑い,使用薬剤をすべて中止し,代替薬に変更したところ,皮疹は色素沈着を残して消失した.貼布試験ではメチルプレドニゾロンにより72時間後に陽性反応がみられたため,メチルプレドニゾロンによる接触性皮膚炎と診断した.
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