Japanese
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特集 アレルギー疾患を広く深く診る
《知っておきたい対処法》
アナフィラキシーへの対処法
Acute care for anaphylactic shock
鈴木 慎太郎
1
Shintaro Suzuki
1
1昭和大学医学部内科学講座呼吸器・アレルギー内科学部門
キーワード:
アナフィラキシーショック
,
アドレナリン
,
プレホスピタルケア
,
補液
,
救急心肺蘇生のABC
,
CAB
Keyword:
アナフィラキシーショック
,
アドレナリン
,
プレホスピタルケア
,
補液
,
救急心肺蘇生のABC
,
CAB
pp.161-166
発行日 2023年2月20日
Published Date 2023/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411203251
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POINT
●アナフィラキシーショックは生命を脅かす急性病態であり,迅速な対応,治療・管理が求められる。皮膚・粘膜症状を欠くこともある。
●最も重要なことは,適応となる症状や徴候を認めた際にアドレナリンをためらわずに筋注することである。
●再発に備え,アナフィラキシーの誘因(原因)の検索が必要であることを患者に伝え,アドレナリン自己注射液(エピペン®)を積極的に処方する。
●アレルギー専門医と連携がとれる体制を構築しておく。
●『アナフィラキシーガイドライン』が2022年に8年ぶりに改訂された。
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