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特集 嚥下障害を診る!—プロに学ぶ実践スキル
《病態と診断》
嚥下内視鏡検査・嚥下造影検査
Videoendoscopic examination of swallowing and videofluorography
長尾 明日香
1
,
兵頭 政光
1
Asuka Nagao
1
,
Masamitsu Hyodo
1
1高知大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科
pp.825-829
発行日 2019年9月20日
Published Date 2019/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411202184
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POINT
●嚥下内視鏡検査は嚥下機能評価に必須の検査と位置付けられるが,一方で咽頭期以外の評価は困難なことなど,その限界も理解しておく必要がある。
●嚥下造影検査は嚥下器官全体の運動や誤嚥の程度の評価が可能であるが,放射線被曝や検査場所が限られるなどの問題点がある。
●嚥下内視鏡検査と嚥下造影検査の利点と欠点を理解し,それらを必要に応じて使い分け,あるいは併用することが重要である。
●嚥下機能検査による病態評価に基づいて治療方針や治療手技を立案し,経時的に再評価することが必要である。
*本論文中,動画マークのある箇所につきましては,関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年9月)。
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