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特集 初診時に必要十分な 問診・検査オーダー虎の巻
《口腔・咽喉頭・頸部領域》
味覚障害
Taste disturbances
任 智美
1
Tomomi Nin
1
1兵庫医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科
pp.369-371
発行日 2019年4月20日
Published Date 2019/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411201996
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Point
●原則として,初診時に口腔真菌症など明らかな原因がみられない例では,全例で電気味覚検査と濾紙ディスク法の両者を施行することが望まれる。
●受容器障害例では血清亜鉛,鉄,銅などの微量元素の測定が必須である。
●「味がわからない」という訴えには風味障害の場合があるので,低下しているのが基本の五味なのか風味なのかを確認し,風味であれば嗅覚検査を施行する。
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