Japanese
English
特集 口腔粘膜の難治疾患への対応法
ガマ腫・口唇囊胞
Ranula, mucocele
太田 伸男
1
,
深瀬 滋
2
Nobuo Ota
1
,
Shigeru Fukase
2
1山形大学医学部耳鼻咽喉頭頸部外科学
2深瀬医院
pp.1092-1095
発行日 2014年12月20日
Published Date 2014/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411200073
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POINT
●ガマ腫の診断は,問診と試験穿刺による内容液の確認が決め手となる。
●OK-432を確実にガマ腫の病変部位に局所注入することによって,治療効果が高まる。
●口唇囊胞では,内容液を吸引せずに少量の生理食塩水に懸濁したOK-432を局所注入する。
●腫瘍性疾患との鑑別に,得られた穿刺液中の腫瘍細胞の有無についても検討することが望ましい。
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