Japanese
English
特集 前庭機能検査の新展開
自覚的視性垂直位検査
Subjective visual and vertical test
小川 恭生
1
Yasuo Ogawa
1
1東京医科大学耳鼻咽喉科学教室
pp.714-717
発行日 2014年8月20日
Published Date 2014/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102930
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POINT
●SVV測定は巨大装置を必要とせず,短時間でできる耳石器機能検査であり,めまい患者の経過観察に有用である。
●SVVは主に卵形囊機能を反映すると考えられている。
●SVVは急性期をすぎると,末しょうの障害部位の機能が回復しなくても正常化する。
●今後,内耳異常検出率を向上させるためのSVV検査法の発展が期待される。
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