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特集① 学校保健と耳鼻咽喉科
耳鼻咽喉科学校保健の歴史・現状の課題・将来展望
The history and current state of the ear, nose and throat diseases in school health services
神田 敬
1
Takashi Kanda
1
1神田耳鼻咽喉科医院
pp.402-406
発行日 2014年5月20日
Published Date 2014/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411102862
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POINT
●学校保健の意義と目的は検診のみでなく,健康教育,健康相談,保健指導が重要である。
●耳鼻咽喉科の学校保健は,聴覚をはじめとする感覚器の発達のチェックをすることが目的で,聴覚と言語のコミュニケーション障害に対応することが大切である。
●少子社会の現況では,重点的検診の見直しと未健診地区の解消が急務である。
●将来的には保健指導に,耳鼻咽喉科領域ばかりでなく学校医として幅広く取り組む必要があり,また地域の担い手として学校-家庭-地域の連携の要として活動することが重視されることになろう。
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